ビザ審査時間の大幅遅延

Aki Yamasaki:NZ Visa Partner Limited (www.nzvisapartner.com

令和元旦5月1日を持ちまして、NZ Visa Partner株式会社として新しいスタートを切ることになりました。常に新しい情報収集に励み、NZVPだからビザ取得出来たんだと言われるように、弊社を信じて契約して下さったクライアント様のビザが発給されるように、今まで以上に、精進する次第です。

クライストチャーチのテロも遠因と言われている移民局のビザ審査時間の遅延。審査時間が2倍かかるようになったという声も上がる中、クライストチャーチの有名レストランのオーナーも、ビザ申請代金等のコスト上昇と、ビザ発給時の最低給与の設定が、技術を持った移民の確保を困難にしており、今後、閉鎖に追い込まれるビジネスが出てくるのではと懸念しているコメントが新聞にありました。この記事の中では、移民大臣も、ビザ審査に遅れが出ている事を認めています(ODT5月10日)。また、移民局のホットラインでは、オフィサーにつながるまでに平均44分かかり、300人待ちで、情報を得るまでに丸2日かかったイギリス人の体験談があるくらい、サービスの遅延が気になります。(RNZ 11月15日)

この遅延は近頃ビザアドバイザーである私も感じています。今までならば、移民局のビザアドバイザー及び弁護士専用ラインに、夜10時にかけても1分以内にオフィサーを捕まえられたのですが、今では、つながるまで10分かかることもざらにある上、時間帯の変更もあり、月曜日から金曜日までの8時から18時までとサービス縮小となってしまいました。

事実、先日、困難なケースでビザが発給されたのは、クライアント様の大事なイベントが始まる1営業日前。そのビザ発給のためにあれこれやりくりし、やっとのことで間に合わせてもらいました。皆さん、ビザ申請は、お早目に。

この記事は、ニュージーランドのビジネス系無料雑誌「KIWI TIME Vol.111(2019年6月号)」に掲載されたものです。

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