NZの学校で伸びる生徒、伸びない生徒

前回まではNZの様々な学校や教育システムについて説明してきましたが、今回からはNZの学校で伸びる生徒、伸びない生徒についてお話したいと思います。

今更言うまでもありませんが、NZの教育は日本の教育とは大きく異なります。それは頭で分かっていても、日本の学校で教育を受けた私たちには、なかなか肌感覚で分かるものではないもの。よくNZの先生は何もしてくれないとか、学校では遊んでいるようなものという声を聞きますが、その度に「ここは日本ではありませんよ」とお伝えしたくなります。親がこうした「日本教育を基準にした判断」をしているうちは、お子さんがNZの教育システムで伸びるのは難しいと思います。

では具体的にどんなところが違うのでしょうか。日本との相違点はいくつもありますが、主なものとしては3つあると思います。1つ目は「教育目標の違い」、2つ目は「教育システムの違い」、そして3つ目は「文化的価値観の違い」です。この3つの違いから、NZの学校に日本の学校と同じようなことを期待すると、子供がうまく伸びていかないのです。そればかりかむしろ学校への適応を難しくしてしまう恐れすらあります。次回からはこの3つの違いについて、順番にお話していきますね。

なお、NZ教育や海外子育てにお困りの方は「無料教育カウンセリング」も承りますので、お気軽にご連絡ください。

Web:https://www.ties-jnz.com│Mail:ties.jnz@gmail.com│Phone: +64 9 555 0758/Mobile: +64 27 513 3430

この記事は、ニュージーランドのビジネス系無料雑誌「KIWI TIME Vol.112(2019年7月号)」に掲載されたものです。

最新情報をチェックしよう!
>雑誌「KIWI TIME」について

雑誌「KIWI TIME」について

2010年創刊。雑誌「KIWI TIME(キウィタイム)」は、K&J MEDIAが毎月発行するビジネス系無料雑誌です。ビジネスに関する情報やインタビュー、仕事の息抜きに読みたくなるコラムが満際です。

ニュージーランドで起業している方や起業をしようと考えている方を応援します。

CTR IMG