以前からお伝えしてきた「横滑り防止装置の強化」が、いよいよ3月1日以降にニュージーランドに到着する輸入車両から対象となります。
対象車両は、排気量2,000CCより大きい普通乗用車で、3月1日以降に港でのボーダーチェックが行われた対象車両については、ニュージーランドで登録ができません。つまり、ニュージーランドの公道を走ることが出来ない、ということです。日本からの輸入をお考えの場合は、十分お気を付けください。
この横滑り防止装置は、本記事内やニュージーランド国内においてはESC(Electronic Stability Control)と統一標記されていますが、実はメーカーによって呼び方が変わります。例えば、アウディはESP(Electronic Stabilization Program)、BMWはDSC(Dynamic Stability Control))、日産はVDC(Vehicle Dynamics Control)などです。ややこしいですね。
尚、この横滑り防止装置の強化となる対象車両は、移民者用車両や、ニュージーランドでの初年度登録が20年以上前のクラシックカーや特殊車両などは含まれません。
村東みやこ:ニュージーランドクラシック代表。2006年より、クライストチャーチにて中古車・クラシックカーの輸出入と、修理・車検(WOF)のサービスを承っている。┃ Imports Exports Classic cars┃New Zealand Classic Cars┃W:nz-classic.com
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.95(2018年2月号)」に掲載されたものです