入試が求める力を育てる学び=アクティブラーニング

 

前回お話ししたように、2020年から始まる新しい大学入試ではAO入試の比率がますます高くなり、「小論文」や「集団討論」、「プレゼンテーション」などが重視されることが検討されています。これは従来の日本式教育では育てるのが難しかった「アウトプット型学力」で、自ら問題を見つけ、周囲と協力しながら解決法を見つけ、それを表現できる力の育成を目的としています。

こうした改革に伴い、海外で育つ子供たちの日本語教育も今後変化が強く求められます。これからは先生の話を聞いて知識を覚え、日本の教科書を使って「日本語を学ぶ」だけでは、帰国の対策としては十分ではありません。具体的には日本語で、学んだ知識を問題の解決法を「考え」、日本語を使って自分の意見を、的確に表現できる力が必要になるのです。

こうした力は、New Zealand教育で実施されているような「アクティブラーニング」を通して身につけることが可能です。ただ現状ではNZ国内はもちろん日本国内でも、このようなアクティブラーニング型教育を日本語で実施することが出来る先生の不足が問題となっています。まずはそうした教育が受けられる環境探しから始め、早め早めの準備をしていく事が重要でしょう。

 

Taku Yamaguchi:TIES.JNZ代表。NZ教育コンサルタント。元名門進学教室塾講師として御三家中や最難関国公私立高に多数の合格者を輩出も、受験教育に疑問を持つ。子供の理想教育を求めてNZに教育移住し、現地在住生用のTerra寺子屋塾を開塾。塾天にて国際バカロレア対策や帰国子女向けの指導を実施。現在オークランド在住。
Phone : 027 513 3430
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.95(2018年2月号)」に掲載されたものです。
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