世界を駆け巡った、突然のロビン・ウィリアムズ自殺の悲報。彼をスターダムにのし上げた1987年の異色の戦争映画。武器を持たない米軍ラジオ放送のDJを通して描かれた、もう1つのベトナム戦争。ウィリアムズ演じるクロンナウア一等兵は、米軍ラジオ放送のDJとして、泥沼の戦時下のサイゴンで、お得意のハイテンションなマシンガン・トークを炸裂。ベトナム戦争の最中、戦場の兵士たちに捧げられた、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」が、再び大ヒットした。
I see trees of green, 目に映るみどりの木々
red roses too. 真っ赤な薔薇
I see them bloom, 僕たちのために
for me and you. 咲いてくれている花たち
And I think to myself, 僕はひとりつぶやく・・・
what a wonderful world. 世界はなんて素晴らしいんだろう~
I see skies of blue, 目に映る真っ青な空
And clouds of white. 真っ白い雲
The bright blessed day, 祝福に満ちた日々
The dark sacred night. 聖なる夜
And I think to myself, 僕は自分に語りかける・・・
What a wonderful world. 世界はなんて美しいのだろう~
我等(がとう)あり:美大時代に映像制作を学び映画にはまる。
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME (2014年10月号)」に掲載されたものです。