抹茶/抹茶プリン@kazuya restaurant

「日本に初めてお茶が伝来したのは平安時代の初期。その頃は薬として飲まれていたと言います。その後、鎌倉時代に栄西が中国から茶の実を持ち帰り、日本のお茶が育つことになります。

日本人にとってお茶は『日常茶飯』。もっとも身近な飲料で、健康への効果も証明された昨今は、健康飲料としても人気を博しています。ペットボトルのお茶も出回っていますが、暮らしの潤い、人との心の交流など文化としてのお茶を考えるとき、本物のお茶の豊かさをもう一度思い出してほしいのです。急須から注がれる緑茶のおいしさ、あるいは茶筅で点てられた抹茶のふくよかな味と香り。そんなお茶のひとときを誰かと過ごす豊かさこそ、今、人々が志向するスローライフ。人の心と体と、そして地球の環境にも優しい本物の豊かさではないでしょうか(古畑園の公式サイトkobataen.comより一部抜粋)。

 

 

◆お茶の種類

茶畑から収穫された茶葉は、蒸し、揉み、乾燥された「荒茶(あらちゃ)」として一次加工され、二次加工で葉の大きさなどを分別してブレンドし製品として仕上げられる。この荒茶として加工する前、摘み取ったばかりの茶葉は自然に発酵が進むため、発酵させないようにすぐに加工処理をすると緑茶が出来上がる。この発酵の程度によって異なり「不発酵茶の緑茶(煎茶、玉露、番茶、玄米茶、茎茶(白折)、粉茶、碾茶(抹茶)、釜で炒った釜炒り茶、粉末緑茶、深蒸し煎茶など)」、「半発酵茶の烏龍茶」、「完全発酵の紅茶」、「後発酵茶のプーアル茶」などに大別される。

◆抹茶と粉末緑茶

見た目には違いがほとんど分らない、緑色をした粉。抹茶は、石臼で粉末にし主に茶道の時に使用され、ケーキやクッキー、アイスにチョコレートなどのスイーツ、塩と混ぜて天ぷらを食べる時などに使われる。粉末緑茶は、玉露や煎茶を粉砕機により粉末にし簡単に日常で飲むお茶として使われており、急須を使わないので茶殻もでない。回転寿司のお茶や居酒屋の焼酎割り、加工用食品などにも使用されます。

◇碾茶(てんちゃ)

茶葉に日光が当たらないようにして育てることで、旨みの多い柔らかな新芽へと成長する。そうやって育てた茶葉を碾茶(テンチャ)に加工し、石臼などで挽いて粉末状にしたものを抹茶という。

◇粉末煎茶(せんちゃ)

太陽の日差しをいっぱいに浴びて、伸び伸びと育てられた茶葉で作られた煎茶を、機械で細かく粉末状にしたものを粉抹緑茶という。

 

抹茶プリン@ KAZUYAレストラン

「抹茶プリンです」と目の前にでてきたのは、抹茶と自家製プリン。説明のとおりにまずプリンを食べ、そして抹茶をいただくと、甘みがほんのりと残った口の中を、抹茶の旨みが口の中に広がっていく。口の中で完成させる、抹茶プリン。おもしろい試み。この濃厚な味わいのプリンは、フリーレンジの卵をふんだんに使い、口の中でとろける食感になるように温度調整しながら作られたもの。卵の殻の中にそっと入ったプリンの上を泡立てた牛乳で飾られた逸品。

「僕にとっての抹茶のとらえ方というか、この抹茶に敬意を表して使いたいと思っています。だからプリンの中に混ぜて使用するのではなくて、別々に提供して味わって、互いの良さを知って欲しいんです。日常で飲むお茶、フレーバーとして使う抹茶、そのまま味わう抹茶とたくさんの種類があるから、それぞれにあった使用方法で提供したいと考えています」と語るオーナーの和哉さん。今回のデザートには、京都の老舗、創業240年の古畑園の抹茶が使用されている。

 

協力:KAZUYA restaurant(kazuya.co.nz)│193 Symonds St, Eden Terrace, Auckland

協力:古畑園(kobataen.com)│京都府綴喜郡宇治田原町立川中筋49(ニュージーランド国内での販売はkiwi Success Tradingまでお問い合わせください│kiwisuccess.co.nz

 

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.99(2018年6月号)」に掲載されたものです。

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