国際バカロレアのプログラム

 2020年以降の教育改革で揺れる日本ではもちろん、ニュージーランドでも人気が高まりつつある国際バカロレア(以下、IB)。今回はその仕組みについて簡単にご説明します。

IBは年齢に合わせて、以下の3つのアカデミックプログラムがあります。

  • (Primary Years Program/3-12歳)
  • MYP(Middle Years Program/11-16歳)
  • DP(Diploma Program/16-19歳)

中でも注目されているのが、高校卒業資格に当たるDP。このDPは高校の最後の2年間(NZではYear 12&13)で取得する資格となり、トップ大学を含む世界中の大学に高く評価されています。

DPの特徴は母国語・外国語・数学・理科・社会・芸術の6科目を原則全て履修する点です。大学のリベラルアーツのように各科目を横断的に学ぶことにより、それぞれの学習内容をより深く学ぶことが可能。他にもクリティカルシンキングスキルを学ぶ「TOK=知の理論」や、2000単語を超える課題論文「Extended Essay」の他、CASと呼ばれる課外活動も必須となっており、大学進学に有利となるプログラムになっています。現在日本では、教育改革でAO入試が増加する中、IB入試を導入する大学が年々増えています。

次回は帰国受験を考える視点から、IBとNZの高校で行われているNCEAの違いについて、もう少し詳しく説明したいと思います。

Taku Yamaguchi (山口たく):TERRA INTERNATIONAL EDUCATION SERVICES.JNZ(TIES.JNZ/タイズ・ジェーエヌジー)代表。NZ留学&国際バカロレア受験コンサルタント。元名門進学教室塾講師として最難関国公私立中高に多数の合格者を輩出も、受験教育に疑問を持つ。子供の理想教育を求めてNZに教育移住し、現地在住生用のTerra寺子屋塾を開塾。塾天にて国際バカロレア対策や帰国子女向けの指導を実施。現在オークランド在住。二児の父。

Web: https://www.ties-jnz.com/ / Mail:ties.jnz@gmail.com

Phone: +64 9 555 0758/Mobile: +64 27 513 3430

著書『学校教育がガラッと変わるから 親が知るべき 今からの子どもの教育(風鳴舎刊)』

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.98(2018年5月号)」に掲載されたものです。
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