「アラサー婚活 in NZ」
気がつけばアラサー、彼氏なし。
クライストチャーチで「婚活」始めます!
長い冬も終わり、クライストチャーチには桜が咲いている。「春」といえば待ちに待った出会いの季節。何かと出歩く事が多くなり、出会いのチャンスが舞い降りてくるような気がする。長い間、ボーイフレンドがいたりいなかったりすると生活がパターン化して毎日同じような感じで過ごしている。週6で働いているので、1日の休みは家の掃除や買物、後はぐったりゴロゴロ。毎日ハッピーで何も問題がない人生を送れている 。結婚しなくても何も不自由ではない、貯金もできるし旅行もいける、好きな物を好きな時に買えたり誰にも文句は言われない。私に何かあったとしても私の愛犬も私の遺骨も誰にも迷惑かけないくらいの生命保険に入っている。これこそ「幸せ」ではないかと思ったりする。
去年結婚式を挙げた私の親友には、もうじき2歳になる女の子がいる。つい最近、彼女のとっても優しい旦那様の仕事でソウルから香港に引っ越した。エリートの旦那はアジアを飛び回り、月の半分も家にいない。英語がメジャーじゃない所にいる彼女。香港では言葉も通じない、友達もいない、一人で子供を育て、母として妻としてたくましく生活している。それこそ彼女の「幸せ」、「愛」なのだろうと思った。一人一人幸せの形は違う、様々なエッセンスが混ぜ合わさってその人にぴったりと合う形ができるまで時間がかかるかもしれない。私の「幸せ」にはまだ少し「愛」のエッセンスが足りないのかなぁと思う今日この頃。
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.102(2018年9月号)」に掲載されたものです。