チョコレートがコーティングされたマシュマロ…。NZ在住の皆さんにはおなじみの、あの「Griffin’s マローパフ(MallowPuffs)」を思い出される方も多いのでは。Griffin’sのウェブサイトを見るとまず、まるで五人戦隊のように並んだ同社の主要5商品が目に入ってきます。堂々とセンターを務めるのがマローパフ。どれだけGriffin’sに、いやNZに大事な存在であるかを、うかがい知ることができます。
くどいくらい甘いけれど、クセになる。もうしばらくいいや、と思っても買い物カゴに入れてしまう…こんなお菓子日本にもあったけ…?と考えると、森永「エンゼルパイ」やオリオン「チョコパイ」が頭に浮かびますが、でも何か以て非なるものという感じもしますね。やはりこれは西洋人のマシュマロへの愛着、執着が製品開発に反映されているのではないでしょうか(かなり主観的な感想ですが)。そこに火があれば、そうだマシュマロを焙ろう、そこにコーヒーがあれば、そうだマシュマロを入れてしまえ…と。
NZの3大チョココーティング菓子といえば、Tim Tam、MallowPuffs、Toffee Pops…それにLumpsやChocolate Fishがそれに続く感じでしょうか。でも日本へのお土産にはTim Tamを買って帰る方が多いのでは(たとえオーストラリア原産と知っていても)。ここは潔く、NZ王道Griffin’s社に敬意を払い(親会社はフィリピン企業ですが…)、たまにはMalloPuffsとToffee Popsをスーツケースに詰めてみてもいいかも!
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.107(2019年2月号)」に掲載されたものです。