気持ちが落ちている時というのは、何もかもが楽しくなくて、 不安で腹立たしくて、ダメだと思っていてもなかなか立ち直れません。そんな時でも、この方法を頭の片隅においておくと、気持ちの持ち方が変わるので、早く立ち直りやすくなります。そんな7つの方法を、ご紹介します。
1.「まぁ、いいか。誰でも落ち込むときはあるある」と言う
声にだして言いましょう。これがポイント! 声に出すと、気持ちを外に出すことができるので「思う」以上に成果があがります。
2.「かかってこいや!」と言う
不安でびくびくしていると、ちょっとした事にも反応してしまい、余計に不安が大きくなってしまいます。逆に「かかってこいや!」と気持ちを強く持つと、ちょっとした事には動じなくなり、そういう気持ちでいると、微表情にも表れてきますので、不安な出来事も起きなくなったり、相手に舐められたりする事もなくなります。
3.「これには意味がある」と思う
今まで過去に起きた辛い事も、今考えてみると「あのおかげで自分が強くなった」、「あのおかげで良い人と出会うことができた」など、物事も考えようで、いくらでもプラスに変える事ができます。もし、今の自分に辛い事が起きているのなら、きっとそれには意味があって、これを乗り越えると人生のステージがアップするんだという気持ちでいると乗り越えやすくなります。
4.「何故?」を考える
つらい気持ちでいるのなら、それは「何故」でしょう?例えば、それが「友人から嫌な事を言われたから」としたら、それは「何故?」なのでしょう?またそれは「何故?」嫌な事だと思ったのでしょう?「何故?」友人はそのような事を言ったのでしょう?この「何故?」をあらゆる角度から奥深くまで探っていくと 、物事の全体が見えてきたり、自分がこだわっている何かを発見したりと、意外な事に気がつきます。何かに気がつく事ができると、感情はコントロールしやすくなります。
5.嫌な事を思い出しそうになったら楽しかった事を思い出す
頭の中で嫌な事を何回も思い出すと、脳の中ではその事が何回も起きたように記憶され、実際に起きた以上に嫌な出来事として脳の中にインプットされ、強い記憶として残ってしまいます。ですので、嫌な事を思い出しそうになった時は、楽しかった記憶を思い出してください。そうすることで、嫌な事が記憶に残りにくくなります。
6.励ましの言葉を自分にかけてあげる
これは1番目に書いた「まぁいいか!誰でも落ち込む時はあるある」と共通する事ですが、励ましの言葉を友達にかけてあげるように、自分にもかけてあげるという事です。特に自信のない人に多いのですが、自分に自信のない人は、自分に対して、「私はダメな子」、「私なんてどうせ…」、「何でそんなこともできないの?」というような言葉を常に自分に言ってしまっています。もし、友達が落ち込んでいて、あなたがその友達に声をかける時、上記のような言葉を相手に浴びせるとどうでしょう?「あなたはダメな子」、「あなたなんてどうせ・・・」、「何でそんなこともできないの?」。相手は傷つき、自信をなくしてしまいますよね。それと同じです。自分といえども 自分にそのような言葉を常に浴びせていると 自信はなくなり傷つき、落ち込み、悪循環…。どうせなら、自分が元気をだせるような言葉を自分に投げかけてあげましょう。
7.反省はしても後悔をしてはいけません
何か失敗をした時などは、今後同じことを繰り返さないために、「反省」することはとても大切なことです。ただ、この失敗をした事に対して後悔をしてはいけません。失敗があるからこそ、成功するための手段を考えたり、学んだりする事ができるのです。
いかがでしたか?上記の7つの事を頭の隅に置いておくと、物事を客観的に見る力が備わってくるので、感情のコントロールがしやすくなり、落ち込んだ時も回復が早くなりますよ!
Rumi Yamamoto / CocoroNZ:五感セラピー、タロットカード、臼井式レイキ。クライストチャーチ在住。タロットカードリーディングやレイキ、エネルギー講座などを開催中。あなたの魂が求めているものがわかれば 人生無茶苦茶楽しくなります。web::http://cocoronz.jimdo.com/┃blog::http://ameblo.jp/fukuroutiki┃tel::03-343-3829 mob:027-279-8086
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.97(2018年4月号)」に掲載されたものです。