人間関係や物事の状況を良くする方法

人間関係や物事の状況を良くする方法

 

私達が生きていく中で、色々な人との関わりは避けては通れないものです。他人と関わる時、私たちは自分の「正しさ」というもの基準にして、自分や相手を判断したり、物事の解釈をしたりしています。でもこの正しさって何でしょう。私も言ってしまって、あって気づくのですが、皆さんは言ってませんか?

「こうするのがあたりまえでしょう」

「常識でしょう」

「そんなことするなんて信じられない」

この言葉、危険ですよ~。もし多用しているようでしたら、ちょっと気をつけてみてくださいね。自分の中にある「正しさ」。もちろん、ある程度は大切なものです。これがないと、自分の中に「自信」というものが生まれてこないからです。でもこの「正しさ」にとらわれすぎると、物事を客観視できなくなって自分の意見ばかりを周りにぶつけたり、主張したりするので、周りからみると、「頑固な人」「融通の利かない人」「扱いにくい人」となり、人間関係がうまくいかなくなる事が多いです。そうなると、「自分自身は一生懸命頑張っているのに!正しいことをやっているのに!何故みんな認めてくれないんだ!」と、相手を責めたり物事って何でうまくいかないんだ?と、自分自身は正しいと思っているので、すべてを周りのせいにしてしまいます。でもこの「正しさ」は、結局は自分の中だけの「正しさ」。100人いれば100人の「正しさ」があります。だから自分の中の「正しさ」を相手に押し付けてしまうと、主観的になり、物事が客観的に見れなくなるので必ず物事がうまくまわらなくなってしまいます。そしてうまくいかなくなっても、それは周りのせいだと決め付けてしまうので、結局どこにいっても同じような問題が起きてしまいます。 人間生きていくうえで人間関係はとても大切なもの。これがうまくできないと、どんなに良い環境にいたとしても、どんなにお金を持っていたとしても、「幸せ」と感じることは難しくなってきます。そこで、物事を客観的に見ることができて人間関係を良くする方法。それは、「楽しさ」を考えることです。例えば、友人達とおしゃべりをしていて「正しさ」を伝える会話をするのではなく、「楽しさ」を与える会話をするのです。そうすると、「楽しさ」を共有するためには、自然と相手や周りの場の雰囲気を読み取る力が必要になるので、意識が「自分」ではなく「他人」に向かうことになります。そして周りに合わせた会話ができるようになったり、人に対して気を配ることができるので、相手も自分に好感を持ってくれるようになります。また、「正しさ」を持って物事を一生懸命するにはかなりのストレスがかかりますが、楽しい時は自然と一生懸命になりますよね。仕事をする時は、「楽しく仕事をすること」を常に頭にいれながら仕事をしてみてください。そうすると、自然と一生懸命になれて、物事を客観的に見ることができやすくなって相手も私に心を開いてくれて そしてその「場」のエネルギーもあがります。あなたの周りで起きている物事は、その物事だけがあなたにその感情を与えてるのではなく、あなたがそのように物事を見るからそのような感情にあなたがなっていることが多いんです。もし、人間関係で悩むことがあれば、是非少しこの「楽しさ」を意識してみてくださいね。

 

Rumi Yamamoto / CocoroNZ:五感セラピー、タロットカード、臼井式レイキ。クライストチャーチ在住。タロットカードリーディングやレイキ、エネルギー講座などを開催中。あなたの魂が求めているものがわかれば 人生無茶苦茶楽しくなります。web::http://cocoronz.jimdo.com/┃blog::http://ameblo.jp/fukuroutiki┃tel::03-343-3829  mob:027-279-8086

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.99(2018年6月号)」に掲載されたものです。

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