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6才のボクが大人になるまで(Boy Hodd)

 

6才の少年メイソンが、18才の青年になって親元を巣立つまでを、実際に12年の年月を費やして撮影した、リチャード・リンクレイター監督のBoyhood。 Los Angelsのインディーロックバンド、Family OfThe Yearの「HERO」にのせて、エラー・コルトレーン演じるメイソンが、多感な少年時代を、両親の離婚・再婚をはじめ、様々な出会いや別れを経て、アイデンティティを確立してゆく様を描いています。ベルリン映画祭最優秀監督賞受賞作。

Let me go
僕を行かせて

I don’t want to be your hero
僕は君のヒーローなんかになりたくない

I don’t want be a big man
僕は偉大な大人になんかなりたくない

I just want to fight with everyone else
僕はただ、みんなと一緒に戦いたいだけなんだ

Your masquerade
君の 仮面舞踏会

I don’t wanna be a part of your parade
僕はその行列の一部になりたくないんだ

Everyone deserves a chance to
誰だって

Walk with everyone else
みんなと歩く機会を与えられているんだ

So let me go
だから僕を行かせて

 

我等(がとう)あり:美大時代に映像制作を学び映画にはまる。今はなきミニシアターに足繁く通い、又、近所のマニアックなレンタルビデオ屋の常連となり、ビスコンティ、フェリーニ、グリナーウェイ等を次々に制覇。好きな映画は「地獄に堕ちた勇者ども」「ひまわり」、好きな俳優は、マルチェロ・マストロヤンニ。

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME 201411月号)」に掲載されたものです。

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