パブロバ【Pavlova】

ロシアのバレーダンサーAnna Pavlovaに捧げたデザート。

パブロバは、英語で「Pavlova」と書くが、略して「パブ(Pav)」と呼ばれることもある。子供から大人まで大好きなデザートの1つで、クリスマスに家族が集まった時やお祝いの席、仲間が集まる特別な日に楽しむお菓子。家庭や作る人によって飾りの果物が異なり、生クリームや砂糖の量も違うそうです。おばあちゃんからお母さんへ、そして娘へと代々受け継がれる、その家の味があるのだそう。

卵白に砂糖やコーンスターチ、酢などを入れてしっかりと泡立てたメレンゲをオーブンで焼き、生クリームや季節の果物で飾りつけした伝統菓子。外はサクッ、中はフワッとした食感で、口の中でスッと溶けていく、マカロンや焼いたメレンゲとは少し違う味わい。

 

〝The recipe for a lofty meringue cake evolved slowly in both Australia and New Zealand, but the name arrived in 1935 when Bert Sachse, chef at the Esplanade Hotel in Perth, named his cake in honour of Russian ballerina Anna Pavlova. Chef Sachse later acknowledged that the recipe he used was from a 1929 cookery book, The New Zealand Dairy Exporter.

出典:Goodman Fielder Ltd/Edmonds (https://edmondscooking.co.nz/recipes/desserts/pavlova/

 

 


「泡立てる・焼く・飾る」

シンプルな作り方で型も使わないので、気軽に作ることができるデザート。

失敗しないためには:

メレンゲをしっかり泡立てる:泡立て始めに砂糖を一気に加えると、泡立ちに時間もかかり、出来上がりのカサが減って重くなる。

オーブンをすぐに開けない:焼けた後はオーブンの扉を少し開けて30分~1時間ほどかけて冷ます。一気に扉を空けるとしぼんでしまう可能性があるので注意が必要。

Perfect Pavlova By Chelsea Sugar

6 個分の卵白 (常温にしておく)

2 cups Chelsea Caster Sugar

1 tsp バニラエッセンス

1 tsp ホワイトビネガー

2 tsp コーンフラワー

300ml ホイップドクリーム、飾り用の果物を適量

https://www.chelsea.co.nz

 

 

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.105(2018年12月号)」に掲載されたものです。

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