クライストチャーチで「婚活」始めます!
「アラサー婚活 in NZ」
好きなタイプは… 最近友達に言われたことがある。
”You like suited clean cut douche” (スーツを着てるキレイ目の勘違い者が好きだよね)
そう。私、20代半ばから付き合っていた元カレはみな同じタイプ。スーツを着て、セールスオフィスで働いている、少し自己愛が強いタイプの男性軍。前回だけは違ったけれど、毎回同じような感じの男性に心惹かれてしまう。そしてまた今回も…。 夏に出会った、スーツを着てセールスの仕事をしている自信満々の3歳年下の彼。ボスニア• ヘルツェゴビナ出身。
いやいや、恋愛に国境はないと言うけれど、ニュージーランドでボスニア男性と出会うことはそうそうないだろう。第一印象は最悪。腕にたくさん文字が書いてあるよ?ティンダープロフィールには載ってなかったよ? あなたのその自信はどこから出てくるの?と思ってしまうほどの押し。初めて会った時に頭に浮かんできたのは「失敗」の文字。ニュージーランドではもう見慣れてしまったタトゥー。入れていない人を探す方が難しいかもしれない。私の友達も入れている子が多いけれど、自分のパートナーは入れてない方が好ましいのは親のことがあるから。お父さんお母さんがびっくりしてしまいそう。日本に帰るときは冬限定になるのだろうか。しかも同じような背丈。私が作ったチェックリストとはかけ離れているが、なんだかんだで気が合うのは、彼の精神年齢が実際年齢より大人だからだと思う。私は一人っ子。彼は男4人女6人兄弟の末っ子。しかも双子。これがOpposite attractionという事だろうか。人生何が起こるか分からない。どうなる事やら…。
Jane Smith:気づけばアラサー、NZ歴15年。ホームフレグランスブランド、The Perfumers のクリエイティブダイレクター、ChchトップサロンGM Hair design のヘアスタイリスト。趣味はなんでもDIY。愛犬ザラと散歩に行くのが毎日の楽しみ。
この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.95(2018年2月号)」に掲載されたものです。