ポーズに趣を置き過ぎてふと気づくと呼吸を止めていたという経験はありませんか?
周りで練習している人達と同じようにポーズをおこなわなければ!という思いが先立ってしまい気づくと呼吸はできていないし、体は悲鳴を上げているし。これではヨガの練習とは言えません。ヨガは自分の心と体を感じ結合を目指すもので、隣の人がどんなに素晴らしいかを観察し競い合うものではありません。体は毎日変化するもの。柔らかいと感じる時もあれば硬く感じる時もあるでしょう。これは熟年のヨガインストラクターでも同じことです。チャレンジ精神を持ってポーズに挑戦するのはいいですが、辛いと感じたらチャイルド・ポーズで呼吸を整えて。マットの上にいるのは自分でありヨガ練習は自分のためのものであるということを忘れないようにしましょう。
マリー早苗:YOGA RONGO主宰。Raw Beautyアーティスト。カラメア在住。璧でなくていい、他の人と一緒でなくていい、私だけが持つ美しさ、私にしか放せない輝き、それを大切にしたいという思いからは同サロンは生まれました。皆さんはどんな美しさをお持ちですか?