自分で自分の機嫌とれていますか?

これができなくなってしまうと、人間関係にトラブルが多くなってしまったり、自分に自信が無くなったりします。何故かと言うと、怒ったり、悲しんだりしすぎてしまう時は、自分で感情のコントロールができていない状態。いわゆる、自分で自分の機嫌がとれていない状態。このような時は、怒りや悲しみの感情を他人にぶつけやすくなってしまうので、周りの人達は、その状態に気を使ってしまい、そのうち気を使うことが辛くなってくると、段々と敬遠するようになります。そして最終的には、人間関係にトラブルが起きたり、うまく相手とコミュニケーションがとれなかったりする事になってしまいます。

もし自分が、人間関係においてトラブルが多いと思っているのなら、「自分で自分の機嫌をとること」を意識してみましょう。これができるという事は、表の自分と裏の自分がうまく手を組めている状態。感情と思考がうまく折り合いがとれているので、精神が安定してきますし、ちょっとした事でも動じなくなり、物事を落ち着いてみる事ができるようになります。そして判断力も格段にアップ。そうすると、周りの人から信頼されるようになり、自信にもつながっていきます。怒ったり、悲しんだりしている時の判断って、後で冷静になった時に、「あー、あんな事するんじゃなかった」とか「あんな風に言えばよかった」など、後悔することが多いですよね。そんな事にならない為にも、是非意識してみてくださいね。

でも、時々怒ったり悲しんだりして、相手にぶつけてしまうのは、人間ですし、そうする事によって気づくことも沢山あるわけですから、それはとても必要な事です。私が伝えたい事は、「これらの事を意識して、頭の隅に置いておく」という事です。「これを必ずしなければいけない」という事で捉えてしまうと、ストレスだけがたまって意味が無くなってしまいます。あくまでも、少しだけ意識しておく、便利道具の1つとして使ってくださいね。

この記事は、ニュージーランドの日本語フリーペーパー「KIWI TIME Vol.109(2019年4月号)」に掲載されたものです。

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