ビザ審査

先月3月15日にクライストチャーチのモスクで発生した無差別襲撃事件で命を落とされた方々に、哀悼の意を表したいと思います。

この事件で命を落とした方の数は50人に上り、そのほとんどは、短期ビザ、永住権保持者を含む私達のようなNZ国外で生まれた移民の方々でした。

今回の事件を受けて、特別処置として、犠牲者家族の方がすぐにNZに入国できるように、24時間体制でのビザ審査が行われ、条件を緩和してビザ発給されました。NZは、世界60か国以上の国民に対して、最大3か月の観光に限って(UK国民は6か月)観光ビザ取得の免除、いわゆる“ノービザ”を認めていますが、対象国以外の国民の観光ビザ取得は、とても大変なものになっています。それはBona fide(正真正銘の)観光客であることを論理的に示さねばならないからです。例えば、母国に家族が住んでいる、仕事で帰らなければいけないなど、ビザ終了後にNZを離れる理由を証拠とともに説明する必要があります。観光ビザですら取得に大変な思いをしている人がいるのです。世界最強のパスポートを持ち(ヘンリー&パートナーズ調べ2018)、数々のビザ優遇処置を受けている日本人。観光ビザやワーキングホリデービザも有難いと思って制度を利用させて頂く心も必要なのかもしれません。

この記事は、ニュージーランドのビジネス系無料雑誌「KIWI TIME Vol.110(2019年5月号)」に掲載されたものです。

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